« 都道府県バドミントン協会 | トップページ | 健身語録の三十(20) »

2009年5月21日 (木)

サービスは私を弄ぶ

第三十八回モーニングカップ国際バドミントン大会(台湾)に出場して、私はすこし神経症になった。六十歳男子甲組単の決勝は世界一のChaisak Thongdejsri選手(タイ)からドライブ・サービスをぶっつけられたのである。九割がドライブ・サービス、一割がショート・サービスだった。
一発もスマッシュを打たせてもらえないでいる。試合をした気になれずにいる。彼がドライブ・サービスでくることは分かっている。抜群に巧い。巧いが二年前の世界シニア選手権大会で一度対戦しているので知らないではない。それでいてやられる。
私はドライブ・サービスがきたらスマッシュにもっていこうと待ち受ける。それも束の間、シャトルが肩の高さにくる。どんどんくる。たちまち処理に困る。打てないだろう。相手の思う壺である。
仕方なくロング・リターンで返すのである。すると切れ味の鋭いカットが飛んでくる。ドライブ・サービスを注意しているとショート・サービスがくるが、後ろへ伸ばせば強烈なカットとフェントの利いたクリアーがくる。それが分かっているので、ネットへ返すしかない。
すると今度は強烈なフェイントをかけてネットに置き換えすから始末が悪い。絶対にあげない。私にじゅうぶんな体勢にならせないように、じつに頭がいい。ドライブ・サービスで崩して、先手を取ると、ラリーを続けないで終わらせるのである。
まるでバドミントンにならない。これが彼の戦法だった。世界にはいろいろな型のバドミントンがあった。これからはサービス一発で仕留めるテニスのようなバドミントンを考えなければならない。そう思うのはThongdejsri選手のせいである。
サービスは新規則によって約九センチうえにあがったのである。旧規則ではラケット全体が手より下でなければならなかったから、サービスをする側が不利だったのである。いまはシャフトが下向きであればいいようになったように、今後ともサービスは私を弄ぶのである。
(*二〇〇九年五月二十一日記)

|

« 都道府県バドミントン協会 | トップページ | 健身語録の三十(20) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 都道府県バドミントン協会 | トップページ | 健身語録の三十(20) »