ちいさくてもできる
小学一年生の保護者から質問を受けた。うちの子は体がちいさいですがバドミントンだいじょうぶでしょうかというのである。心配するのは保護者だけではない、みなそう思うのだ。確かに体はちいさいより大きい方がいいが、バドミントンは体がちいさくてもできることはあなたも承知のはず、と説明した。
バドミントンは背の高さが実力を決めるのではない。背の低い選手は多いのである。アジアの選手はいい例だろう。それなら希望がもてるだろう。
バドミントンは身長はあまり関係なかった。それよりは俊敏性がいる。おおきな選手にはそれがない。小回りも利かない。体が大きいからといってすべてに有利なわけではない。背が低いなら他の能力で補えばいいのである。小よく大を制するのである。
これは、日本バドミントンの極意である。要は自分に合ったバドミントンをする。ちいさな選手は体の均衡がよくて、「山椒は小粒でもぴりりと辛い」。
動きも速いし、上背がないというなら、そんなに心配することはない。それより頭の回転である。背が低くても、技術を磨けばいいといっているが、「そうは問屋が卸さぬ」。しばしば論争になる。だから、まずちいさいことを有効に活用するんだよといって聞かせ、ほら、おおきな選手より速く動けるだろう、それだよといったうえでのお話しである。
(*二〇〇九年五月七日記)
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